相模原殺人事件は、頻発する介護の虐待問題の極端なケースとみるべきであり、決してヘイトクライムではない

機械化が進み、労働者の労働力が、介護産業くらいにしか、見つけられない資本主義の歪みが相模原障害者殺人事件と、私は考えています。
猫もひゃくしも介護産業へ投入したがる国の労働政策と、お粗末な福祉政策の産物の障害者施設で夜勤905円で酷使された結果のプッツンが、相模原障害者殺人事件である。
彼の発言の障害者を安楽死というそれは、お粗末な障害者施設で生きるなら私が安楽死させる、という身勝手な考えである。
植松の政府への手紙は、自らの酷使と施設のお粗末さを、異常な表現で訴えたのではないのか。
この犯罪をヘイトクライムと断定することは、間違いである。
ヘイトとは、扇動による暴力であるから、植松は、かれは誰も扇動していない。
単独犯のヘイトクライムは、それは、ヘイトであるのか、だ。
植松聖の論理は明快だ。
これは、こういうことだ。
福祉行政の怠慢による障害者施設の貧困そのものに標的は向けられており、その怠慢の施設であれば、障害者を安楽死させる、という身勝手な論理である。
だから、政府に手紙を渡したのだ。
あなたたちは、障害者を生かさず殺さず、ですが、そもそも、あなたたちは、障害者に関心があるのですか、だ。
それをあの異常な文面で表現したのだ。
代わりに私が安楽死させます。
政府が、そもそも、福祉に無関心ではないのですか、だ。
そうともとれる。
そもそも、犯罪を実行する者が、自身が発する言葉がヘイトか否かなど、全くどうでもいいのである。
というか、相模原障害者殺人事件をヘイトクライムと断定してしまうと、介護の度重なる虐待問題に蓋を閉じることになる。
これは、最近、とみに増えた介護施設の職員による入所者への虐待事件の極端なケースである。
つまり、介護産業が、銭儲け産業に、転じたことによることからくる職員の過剰なストレスのはけ口を、目の前の弱者である入所者に向けられた弱者が弱者をいじめる現代的な社会の病理的様相である
そして、介護産業を銭儲け産業にしたことにより、若者や失業者を、適正に関係なく放り込む労働行政の怠慢の結果でもある。
そして、この犯罪をヘイトクライムと呼ぶことは、厚労省の怠慢である労働政策、福祉政策を不問にしてしまう過ちを犯すのだ。
相模原障害者殺人事件だけではなく、職員による入所者への虐待は頻発しており、中には20代職員が70代女性入所者に対し、セクハラを連日行う虐待をしている。
この虐待に特に厚労省は、なんらかの対応を示しただろうか。示すわけがない。
自らの政策の失敗であることを知っているからだ。
相模原障害者殺人事件は、特異な事件ではなく、むしろ、介護現場のストレスが生んだ虐待の極端な形である。
そもそも相模原障害者殺人事件がヘイトクライムであれば、日本のヘイトスピーチの代表的な団体である在特会にカウンターを仕掛けたしばき隊はなんなのよ、にならないか。
代表的な団体は、せいぜいデモであり、ヘイト思想にかぶれたパラノイアックな妄想狂が殺人事件を起こしてしまった。実はヘイトスピーチ団体に所属する人間もまた、一個の生活している人間でしかなく、暴力的な犯罪まで犯す気はないのだ。
だが、ヘイトクライムに見える相模原障害者殺人事件は、その妄想に憑かれて、自身の不遇を訴えたかった、が、真相ではないのか。
植松聖は、精神疾患による妄想が、凶行を引き起こした。
植松自身、恨みを晴らしたかった、と述べている通り、それは、個人的な労使紛争の問題であり、さらに、植松自身が、その性格ゆえ、介護に合わないその自身のストレスが、暴発した。
恨みを晴らすとかいう性格の植松に介護が無理なんだよ。それだよ、原因は。
そして、福祉行政のお粗末さの介護労働現場だ。
そのストレスが、ヒトラーの思想が降りてきちゃう妄想になった。
そういうことではないか。
ゆえに再発防止は、福祉希望の適正検査のより正確性ではないのか。
職業選択は重要だ。
それは過労死となってあなたが死ぬかもしれないし、あなたも植松のように恨みいだいて企業へ突入もあるからだ。
植松聖を他人事と考えている若者や失業者は甘い。
国は、その敵性を無視して、介護労働現場に、それも低賃金でぶちこみたがっている。
なぜなら人間の労働力を使用する労働現場が日本では少なくなってきたのだ。
工場の海外移転がその大きな原因だ。
派遣か介護かパチンコ屋かサービス業か運送屋か職業の選択は狭まってきた。実は運送屋はハードルが高い、なぜなら自動車免許が必要だからだ。だったら1日講習の安直なヘルパーが増えてもおかしくない。
そういう資本主義の矛盾が相模原殺人事件である。

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