最低賃金向上要求は、貧困対策ではない

最低賃金向上もいいけど、医療費タダにしてほしいな。
最低賃金向上要求は、というか、最低賃金は、貧困対策ではない。貧困対策は、生活保護だ。
貧困は労働者以外にも存在する。
労働者にとって最低賃金を向上することは、資本への規制、資本に奪われた権利の奪回など、労働者階級特有の課題であり、それは貧困対策ではないのだ。
それは労働者階級の権利拡充である。
貧困対策なら、最初に、書いたように医療費タダでいいではないか。
賃金で貧困対策は無理でしょ。それは市場の産物だから。
貧困対策は、生活保護とか、ベーシックインカムとか、医療費無料、とかそういうことを指すんですよ。

賃金は、市場の産物
貧困対策は、公共の福祉。
賃金を上げることが貧困対策になってしまうと「国家」はなにもする必要がなくなるではないか。
公共の福祉が、削減されてしまうし、「賃金」という「市場」にゆだねてしまう。
貧困対策を市場にゆだねてはいけない。

賃金とは、労働力商品の、代価、なのだ。
賃金が上がるということは、資本の利潤が減るのだ。利潤が減る、ということは、労働者の剰余価値を生む労働、つまり、不払い労働が減るのだ。
簡単に言えば、賃金が上がるということは、俺っちの腕、安く売るか、この野郎、ということだ。
だから、本来は労組が、企業に交渉することを、交渉力の弱体化、もしくは未組織労働者の増大により、上から資本を規制するその仕組みが最低賃金である。
だが、交渉力が、弱体化した労組ばかりではないのだ。着々と、産業別に賃金向上を行なっている労組もある。
われわれ、労働者は、団結して、賃金向上要求を行わなければならない。

ゆえに、それは「階級闘争」である。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 社会思想へ
にほんブログ村

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中