ブックレビュー「関西地区生コン支部労働運動50年ーその闘いの軌跡」

なぜ、関西生コンが度重なる弾圧にも遇いながらも(その中には1980年代、権力と日本共産党の一体化した弾圧もある)、50年も継続できたのか。その50年にわたる過程、闘いの方法論、歴史を読める。
関西生コンは委員長武健一氏の人格も、非常にその組織に影響を与えている。それは本書を読めばわかる。
武健一氏は、活動家や政治家でもない、労働者なのだ。だからあくまで、関西生コンの視点は労働者の視点であり、それはイデオロギーが先行する「運動組織」とは画然とわかれるのだ。
つまり、彼らは生活を無視するような組織ではない、どうしたら生活の向上を行うか、が常にある。
だから必ず労働条件の向上は、常に要求にある。
戦後、様々な運動、労働から環境、人権、政治…運動が各種乱立したが、関西生コンがそれらより秀でているのは、確実に労働者の権利を一歩一歩前進させてきたことである。
生活₌労働₌社会₌政治が関西生コンの魅力だ。
そして、関西生コンが派遣や契約社員を組織化すると、社会が断然面白くなるだろう。


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