自衛隊があるから「第9条」を変えて、特に「第2項」を削除しようとするその思考こそが、「反立憲主義」である

現実と憲法の乖離など、第9条以外にもあるので、たとえば第25条もそうだ、現実がこうだから、法を現実に合わせようというのであれば、「法の精神的意義」は失われる。
自衛隊があるから「第9条」を変えて、特に「第2項」を削除しようとするその思考こそが、「反立憲主義」である。
そもそも自衛隊は朝鮮戦争の際、超法規的にマッカーサーが作った警察予備隊がルーツであるから、憲法の「外部」にある存在であり、日本国憲法に照らし「警察」と名付けただけで、実態は「米軍の下請け軍隊」であり、その「下請け」が今は名を変えて自衛隊に代わっただけだから、その「自衛隊」が志位委員長が有事に自衛隊は出動するのは当然だ、と発言したのだが、出動するのは「日本」のためではなく、「米国」のためである。自衛隊は「違憲」である。その原則を貫けない組織は必ず縮小する。
それが「社会党」だ。現在の社会党は解体され、社民党に縮小してしまったではないか。
表面的な大衆の動向にいちいち左右されるのが、日本の「左翼政党」である。
その現代の代表が日本共産党であり、SEALD’sという好戦派の奥田が日本国民の、日本の大衆の動向のバロメーターであるとみなしたその失敗が国民連合政府案であり、日米条約破棄凍結という約束だ。
度し難い日和見主義者が日本共産党である。
新9条論者は、暗黙の「反立憲主義者」である。
「法」とはなによりも人民の権利であるので、その権利を阻害する現実的要因を法より上位に置くその思考こそが、「まったく立憲主義」ではない。
新9条論者もまた反動を促進させる「日和見主義者」である。
立憲主義の危機とは常に存在し、それはなにも安倍政権が始まってからではなく、過去には小泉元首相のイラク派兵という「違憲」があり、それもまた「立憲主義の危機」であったのだ。
現在の野党のダメさを「立憲主義が破壊された」というのは、現在の日本の政治危機の本質を見失っている。
現在の日本の政治の危機とは「政党政治の破壊」「野党の戦略性のなさ」に起因するものである。
立憲主義を守れ、と言っている側の日本共産党は、安保法案可決であれば臨時国会召集、内閣不信任案提出を「立憲主義の手続き」をそく実行することであって、国会前のデモに参加して、われわれこそが「国民の声」を代表しているんだ、という「ポーズ」などしなくてもいい。
まともに議会運営してくれ、という話だ。


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