安倍首相の自称・集団的自衛権で最も被害を受けるのは、日本政府が仮想敵国とした東アジアの人民である

野間易通が述べる在特会のヘイト・スピーチは日本人が行っているから日本人が解決すべきだ、というのは一見、正しく見えるが、落とし穴がある。というのは野間や在特会に無関係な人間を大雑把に、日本人だから、とくくって巻き込むのは、いくらなんでも、限界がある。その限界とは、暗黙に「日本人以外」を排除してしまうからだ。だが、「日本人」のヘイト・スピーチの被害者は「日本人以外」であって、その「日本人以外」が運動の主人公でない「反ヘイト・スピーチ」運動などありえない。簡単に言えば白人が「黒人差別」は「白人」が行ったからと言って、白人の問題だから「黒人差別反対」と白人がKKKを攻撃するのは、いささかできすぎた戯画にしか見えないだろう。そして、ヘイト・スピーチ の問題は日本人全員であるわけがないしね。深層心理として、多くの「日本人」には、韓国、中国への差別はある、その「深層心理」は、実は、在特会に反対する日本人も持ってしまっているのではないか。もし、「深層心理」に差別感情がなければ、ヘイト・スピーチ反対の主人公は当事者である在日コリアが先頭をたって、野間などは隅にひっこむことができるはずだ。
さらに野間がかかわるSEALD’sの問題性は「日本人だからの運動の限界」を示して余すところがない。
安倍首相の自称・集団的自衛権で最も被害を受けるのは、日本政府が仮想敵国とした東アジアの人民である。安倍首相がオフレコで、中国を叩くことが安保法制だといっているように、安倍の自称・集団的自衛権体制が構築されると日本の若者が徴兵されるとかされないとかといった視点の狭い国内問題でありうるわけがない。つまり、この安保法制で軍事的な被害を受けるのは中国・北朝鮮・韓国・沖縄だということである。この認識なくして、安保法制を国内の平和がなくなってしまう、ブルジョアの感性のナショナルなピースの問題ではあり得ない。(ブルジョア化した日共のイデオロギーが「憲法第9条を守れ」としか言えない)
国家とはなにか、他国に対して国家である(柄谷行人)であれば、当然ながら戦争を目的化した安倍の自称・集団的自衛権体制への批判構築を一国の日本国民の平和が好き、という美学の感覚レベルの問題ではなくなってくるのは言うまでもない。
であれば、
ストレートに
戦争を食い止めるのは世界の人民との連帯なくしてあり得ない。永遠平和は世界同時革命を通じてしかありえない、と述べるほうがいさか古く見えても、「理論」である。

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