ブックレビュー「植木枝盛選集」

皇室に対してはなにもいわなかった。官吏には大いに言った。悪い政府は転覆せねばならぬと言った。(植木枝盛選集の巻末にある植木枝盛の評伝より)。
この一文に植木枝盛の政治思想の本質があると私は見た。
植木枝盛の民権論は儒教的な要素とルソーが結合した政治思想ではないか。
ちなみに植木枝盛の貧民論と男女の同権を論ず、は植木が士族で、男であることを考慮すれば大胆な論文である。
植木枝盛が日本にいてくれてよかった。彼がいなければ日本国憲法など生まれやしなかったはずだ。
板垣死すとも自由は死なず、のほかに、植木死すとも自由は死なず、という言葉があっていい。

東洋大日本国国憲案第71条 政府官吏圧制ヲ為ストキハ日本人民ハ之ヲ排斥スルヲ得。政府威力ヲ以テ擅恣暴虐ヲ逞フスルトキハ日本人民ハ兵器ヲ以テ之二抗スルコトヲ得

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